2007年 ライブハウスに入り浸る高校生活を送る。
暗い場所で動きの速いバンドマンをケータイの写メで撮るのは難しいとぼやく私に、
写真家である祖父・東洋介が「ホイっ」とカメラを貸してくれる。
この時のCONTAX T3により写真が表現できる幅の広さを知り、カメラの虜になる。

その頃、同時に夢中になったロモのfisheye。
遊び心のあるfisheyeの写真を通じ、さらに写真の世界に惹き込まれていく。

この時に生まれたfisheye熱は、現在こよなく愛するトキナーfisheyeに繋がっている。

2008年 中部大学コミュニケーション学科へ。
講義内の自己紹介で「一眼レフを買う為にバイトをしています」と言ったところ、
「お金が貯まるまで僕のカメラを貸してあげよう」と都築先生からこっそり声がかかる。

このNikon D70は私の目紛るしい視界を、3年間撮り続けてくれた。

2011年 大学4年になり、カメラマンになることを決意。
寿命が近付いて来たD70を修理に出すと同時に、初めてのマイカメラNikon D7000を購入。

2012年 現在23歳。

私にとって写真を撮ることは、相手との距離を縮めるイチバンの手段である。
私の視野に飛び込んできてくれる、たくさんの素敵な人々 と 素晴しいこの世界 に感謝。

オカダチイホ